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南船北馬inblog

【旧:南船北馬(HTML版)はこちら】
【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
by gdcl-nshb
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タグ:青森県立美術館 ( 2 ) タグの人気記事

美術館の華は常設展示
 そんだけ並んだのであれば、せっかくだからシャガール展も観ればいいのに、という心の声を抹殺しての初志貫徹。常設展へと歩を進める。案の定、人込みなどもなく、じっくりと作品を味わうことのできる環境であった。もっとも、入口からみる限りではシャガール展も館内はさほどに混雑してはおらず、入館人数のコントロールが上手くできているのだな、と思う。
 さて、常設展である。お目当ての奈良以外にも、魅力ある作家たちの作品が溢れているのであった。それら多くの作家の作品は数点が展示されているレベルではなく、それぞれに展示室が分け与えられている贅沢さ。いかに作品群が充実しているかということだ。
 オレの興味どころとしては、まずは棟方志功の一連の版画群。仏画とも美人画とも思える棟方作品は、実は今までじっくり観たことがなかったのだが、なるほど面白い。観音様を模した超越性と肉感的な女性像としての煩悩が入り雑じり、アンビバレンツな作家の表現欲が実によくわかる。
 また、今和次郎の考現学スケッチ。これをアートとして捉えるのかは微妙だが、今和次郎の生原稿をみることができたのは存外の喜びであった。
 実はこちらも期待していたのが成田了のウルトラ怪獣デザインデッサン群。怪獣が好きという単純なファン気質はすでに失ってしまったすれた大人のオレだが、それでも怪獣デザインという空想や妄想を具体化していくプロセスを知っていく知的探検は非常に面白い。もっとも場内にいる子ども達のように単純に「怪獣だーっ!」という楽しみ方ができないのは不幸なのではなかろうかとは思わないでもない。

 いよいよ奈良である。ソウルでの展覧会で使用した「ソウルハウス」の再現がメインで、これもよかったことはよかったのだが、昨日のAtoZに比べると小ぶり(実際にはそれなりに大掛かりなインスタレーション作品なのだけれど)。そう感じてしまうというのは、やはり奈良作品インフレになっているんだなぁ、オレ。実は青森美における奈良作品の真打は、全長8.5メートルの新作「あおもり犬」で、これはさすがに見ごたえがあった。見上げるばかりの大きな奈良犬(いや、あおもり犬だけど)。しかも下半身は地中に埋もれている設定なので、真の全長はさらに倍、みたいな感じ。大きいモノに対して自然に感じる畏敬の念と、奈良作品特有の可愛いもの的な愛玩要素が、ミスマッチ的な絶妙さで非常に面白いものになっている。前宣伝のとおり非常に満足である。

 そんなわけで常設展だけでも非常に広く、2時間近くかけての観覧となってしまった。お腹いっぱいの大満足であった。
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by gdcl-nshb | 2006-09-22 02:00
またバスで移動か。目指すは青森県立美術館
 旅の二日目、というか三日目。というかやっぱり二日目。昨晩は早々に酔い、早々に寝入ったせいで、早起きする。ホテルの窓からは清しい青空が見える。今日も観光日和の予感である。早速朝食をとり、身だしなみを整えて、ホテルを後にする。
 今日の予定はいきなりメインイベントの青森県立美術館である。正しくは美術館を観たら帰宅しないと家にたどりつけない、なのだが。
 弘前から青森までは、電車や路線バスなどいろいろとルートがあるのだが、奈良関連ということで弘前と青森県立美術館の直通シャトルが出ていることを知る。これを利用しない手はない。というわけで、朝8時、弘前のバスターミナルに参集したのだ(いや、ひとりなんだけど)。往復で1000円という格安設定なのだが、あいにくオレは片道切符なのである。できれば安いにこしたことはないわけで、案内所で「片道割引はあるのでしょうか」とたずねてはみたものの、予想どおり「ありません」というつれない返事なのだった。なんだい、ケチ。とどっちがケチなんだか的な感想を持ちつつ、チケットを購入する。もっとも仮に片道であっても、どのルートよりも早くそして安いのである。難癖つける筋合いではないのだ。
 ともあれ、またまた車中の人となる。もっとも今回は1時間程度の行程。とりあえず2度寝で時間跳躍を敢行するのだった。

d0081682_1674595.jpg ワープ完了。次に気づいたときにはすでに美術館前であった。
 美術館の開館時間は9時である。バスが到着したのは9時10分。で、その時点ですでに入館待ちの列ができているのである。想定待ち時間は30分程度。おいおい、あんたたちいったいなにが楽しくてそんなに集まっていているの。と思わずにはいられない。まあ、条件が悪かった。いや、本当はよかったのかもしれないが、その日はちょうど? 美術館の柿落とし企画展「シャガール展」の最終日だったのだ。確かにこれだけのビッグネームアーティストの展覧会では列ができるのもやむなしなのだろう。だがしかし、オレが観たいのはシャガールではない。企画展的には、むしろ次回企画「縄文と現代展」のほうがよっぽど楽しそうだ。が、日程的にはしかたがないのである。この日しか予定が取れないのである。スポット参戦なのである。やむを得ないのである。
 オレが観たいと思っていたのは企画展ではなく常設展だった。具体的には奈良美智。奈良漬けの真骨頂である。この美術館は青森にゆかり作家の作品を多く収蔵していることで有名で、その中に奈良作品も入っている。というか一部屋分造りこまれている。感想はあらためて語るが、とにかく常設展だけ観られればよかったオレではあるが、しかし入館待ち列はひとつだけ。これはしかたのないことである。仮に1時間以上待ちなどであったりしたらゴネたかもしれないが(もっともゴネたところでどうなるわけでもないが)、30分程度なら許容する。
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by gdcl-nshb | 2006-09-22 01:00 |  ├ 青森編