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南船北馬inblog

【旧:南船北馬(HTML版)はこちら】
【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
by gdcl-nshb
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タグ:千畳敷カール ( 4 ) タグの人気記事

振り向けばヤツが
 千畳敷カールから、そして山頂からもなのだが、おや? と思ったことがある。それは眼前にはめったに出会うことのできないような非日常的な絶景が広がっているにもかかわらず、ちょいと振り返ると、そこには普通に駒ケ根市の街並みが見えるのである。考えてみれば街から山が見えるということは、逆もまた真なりであるし、第一、駒ヶ根市自体が山間の街でもあるし、けしてヘンでもなんでもないことなのだ。しかし気持ちの上では、興ざめ的な感覚を持ってしまったことも事実である。
 要するに、大自然のパノラマに包まれているのだから、日常的の絵づらでオレを現実に引き戻さないで欲しいんだよなぁ。人工物なんかが目に入ることのない見渡す限りの大自然であって欲しかったなぁ。ということだのだが、なんのことはないそれは単なる我がままである。

 さて、山頂駅では「乗車まで最大2時間待ちもあります」という半ば脅し的なというアナウンスが流れており、確かに山に入っている人も明らかに多かったので、ちょっと早めに下山しておこうと2時には下り便の列についた。しかしさすがに駅員さんはプロの時間読みとでもいおうか、ロープウェイに乗り込んだのは30分後、バスターミナルに到着したのは3時すぎだった。おそらくもう少し山の上にいたら確実に2時間待ち、は大げさだとしても1時間くらいは待ったであろう。早めに下りて正解であった。
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by gdcl-nshb | 2006-08-11 07:00 |  ├ 神が創りしモノ
花と猿
 千畳敷駅まで戻り、今度はのんびりとカールの遊歩道トレッキングである。浅い椀状のカールをゆっくりとゆるやかに一周するようなルートで、山登り的ハードなアップダウンはなく、単純に分類してしまえば舗装されていない道。だから登山するぜ! という気合も準備も不要。とまではいわないが、普段の街を歩くような格好でも十分歩けてしまうのである。もともとロープウェイで簡単にたどりつけてしまうせいもあって本当に街なかと変わらない格好の観光客も多い。それこそ、ミュールなどのヒールのある靴やビジネスシューズなどのトラックのない靴などの、いくらなんでもそりゃないでしょう。とつっこみたくなる人もいたりする。
 個人的には、本当に大丈夫なのか? と思ってしまうのだが、それはけしてこの山に限らずよくみる光景であることもまた今現在の山の傾向なんだよなぁ。ロープウェイで登ることができるという気軽さを、普段の生活行動と同じで問題がないということと同一視しちゃいけないのだが。でも、それもこれもすべては自己責任でもあるのだが。

d0081682_144543.jpg さて、遊歩道である。まさに高山植物の花が満開であった。色とりどりの花が咲き乱れている。そんな美しさに惹かれて(?)猿の群れも現れる。これはかなり驚きでもあったのだが、歩道ぎりぎりまで寄ってきている猿達ではあったが、それが他の猿出没地と違うのは、人間を襲ってこないということだ。例えば比叡山などで問題となっている食べ物を求めて観光客に襲いかかってくる猿ではない。単に人が通る歩道のそばにまで近寄りはするけれど、でも別に他意はないのよ、という感じである。理由は判らないが、人と猿が必要十分な距離感を持ちつつ共存しているってのは大事だよなぁ、と思うのだった。d0081682_14452299.jpg
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by gdcl-nshb | 2006-08-11 06:00 |  ├ 神が創りしモノ
ピークアタック
 ただカールに見とれているだけでも十分な気分ではあったが、しかしここまで来ておいて山頂へ登らないというのもナンセンスだろう。そもそも、途中で昼食もしっかり購入しており、山頂でランチの準備も万端、登る気満々なのである。何をかいわんや。

 単純な往復行の予定だが、念のため行程表を提出し、いざ登山道へ。とりあえずの予定は、極楽平から宝剣岳を経由し、八丁坂を下るというもの。計画上ではさほどに厳しいものではない。小一時間程度の行程である。
d0081682_22214523.jpg しかし極楽平までの登坂は思いの外、急登で、かなりしんどい。さくさく登って行くというわけにはいかなかった。体調が万全ではなかったのかもしれないし、久しぶりの登山で身体がついていっていないのかもしれない。あるいは別の要因なのかもしれないが、ともあれ登っては休み登っては休みを繰り返し、ようやく極楽平へ到着する。もっとも途中写真も撮りながらの50分なので、時間的にはそんなに遅いというわけでもないのだが。
 ともあれ、極楽平の尾根道に到着である。前方にはこれから向かう宝剣岳への稜線、後方には空木岳への稜線、そして左方向には三ノ沢への稜線、と三方向に伸びる尾根道が実に美しい。身体はしんどかったが、ここまでたどりついただけの甲斐はあったな、と思った。

d0081682_2222283.jpg のんびりと過ぎ行く風景を楽しみながら尾根道をゆっくりと進む。疲れているからではなく、早く通り過ぎてしまうのがあまりにももったいなかったからだ。進行方向左側の比較的なだらかな斜面は木々の緑が広がり、右側のカールに至る急激な斜面にはゴツゴツとした岩肌があった。どちらも3千メートル級(といってもやや不足しているが)の山の姿だ。ただ歩くというだけで全身に自然の持つエネルギーが入り込んでくるようであった。
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by gdcl-nshb | 2006-08-11 04:00 |  ├ 神が創りしモノ
カール!
d0081682_22183371.jpg ロープウェイの乗車時間は8分。それだけの短時間にもかかわらず、とんでもない世界に連れて行かれるとは。
 千畳敷駅に到着し、駅を出る。
 目の前がいきなり千畳敷カールだった。眼前に広がる大パノラマ。
 一瞬。いや、かなりの長い時間、オレは語る言葉を失った。まあ、元々単独行なので話す事も相手もいないのだけれど。逆にブツブツ話していればアブナイ人になってしまうだろう。しかし、胸のうちでは本気で大騒ぎをしていたのだ。
 凄い、すごい、スゴイ! 眼から入り込む絶景という刺激に思考能力を完全に奪われてしまったのだろう、ボキャブラリーが極端に貧弱になり、同じ言葉を(心の中で)繰り返すのみである。
 視野の全体が大パノラマで埋め尽くされる体験はそうあるものではない。オレを(というか駅を、だが)中心にぐるりと大きな弧を描き出している。下方は淡い緑の草の絨毯が広がり、白や黄色、橙色の高山植物が華やかなアクセントになっている。目線を上げれば、中盤あたりで森林限界となり、温かみのある灰色のごつごつとした地肌がくっきりとした山のかたちを切り出している。1か所、雪渓が残っており、その若干汚れた白い色がこの夏山が高山であるということを主張している。これぞカールの醍醐味である。

d0081682_22185182.jpg とにかく、オレが普段登っている低山とはまったく違う光景なのであった。「ここは日本じゃない。スイスだ」と正直そう感じた。日本アルプスと名づけらて当然だろう。そう思うのだった。
 普段のオレは、「日本の何々」というような比較広告(?)については不満があって、「日本なんだから外国と比較してPRする必要なんかないでしょ」などとうそぶくタイプなのだが、今回ばかりは「こりゃ仕方がないわ」と思った。これだけ普段とは違う風景を見せつけられてしまえば、ここは違う世界なのだ、と思うしかない。それはそれは現実のスイス、アルプスを想定しているのだろうけれど、単なる引用ではなく、非現実の別の世界、それを象徴する言葉としての「アルプス」ということなのだろうな、と思うのだった。
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by gdcl-nshb | 2006-08-11 03:00 |  ├ 神が創りしモノ