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南船北馬inblog

【旧:南船北馬(HTML版)はこちら】
【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
by gdcl-nshb
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本場のキャバレーなぞないのだ
本場のキャバレーなぞないのだ_d0081682_2357045.jpg ピカデリーといえば、もちろんソーホーであろう。ソーホー。いろんな意味でのお愉しみが詰まった街である。もっとも別にオトナの遊びに興じようというわけではない。物見遊山なのである。あわよくば(?)本場のキャバレー(日本でいうところのショーパブか? 行ったことないのでよく判らないが)とはどのようなものかという興味を満たしてみたくはあるが、ここは遠い異国の地。場所もマナーも判らないし、第一度胸がない。いずれにせよ、願いも虚しく古きよき大人の街的な雰囲気なぞ見つかることもなく、発見したのはいかにも危なげなムードを漂わせているネオン、客引きらしき女性達。そして、彼女たちを囲むごっついニーチャン達。物凄く怪しい。物凄く怖い。とてもじゃないが自分の手に負えない。すみませんでした。安直な発想で行ってみようなどと思った己れが浅はかでした。近づくことすら絶対ムリですから。

本場のキャバレーなぞないのだ_d0081682_23571664.jpg いかにも危ない街であるかのようなソーホーではあったが、総体的にみれば、街自体はショップや劇場や歓楽街がごった煮的な雑居をなしており、普通の人たちも普通に歩いているそんな場所であった。ようは新宿歌舞伎町みたいなものなのだが、ああそれなのにてんでダメなオレ。というわけで、そんな負けオーラを全身から発しつつそそくさと退散するのであった。

# by gdcl-nshb | 2006-07-11 06:00 |  ├ ロンドン第一夜
夕方なんだか夜なんだかの散歩の日暮れ
夕方なんだか夜なんだかの散歩の日暮れ_d0081682_23451266.jpg ハイドパークをのんびりとそぞろ歩く。寛いでいるのはオレだけではなく、ロンドンっ子皆、公園で仕事の後の、あるいは学校後のひとときを涼んでいる。
 夕方。といっても時計の針は7時をまわっていた。さすが高緯度の国、昼が長い。陽が沈むのは概ね9時をまわってからだったので、7時なんかはまだまだ十分昼といってもよいくらいだ。
 そんな中途半端に日暮れの公園では、日向ぼっこをする者、草サッカーに耽溺する者、散歩、サイクリング、スポーツカイト、いろんな人がいろんな過ごしかたをしている夕方であった。

夕方なんだか夜なんだかの散歩の日暮れ_d0081682_23453781.jpg 公園内にある観光ポイントで記念写真を撮る人間が多いピーターパンの像を観、慣れているのか逃げない見た目はどうみてもタイワンリスだが違うんだろう公園のリスを観、夕陽に金ピカが映えてもの凄く豪勢な感じなアルバート記念碑を観、と、だらだらとした時間を過ごす。それでもまだ空は明るく、なんとなく遊び足りない気分でもあり、せっかくの一日乗車券なので、ちょっと足を延ばしバスでピカデリーサーカスに向かう。初日から大歓楽街に突入とは!

# by gdcl-nshb | 2006-07-11 05:00 |  ├ ロンドン第一夜
ホテルに到着、一段落
 ホテルはベイズウォーター駅近くの三ツ星ホテル。適度にカジュアルで、なにより清潔。シャワーのお湯の出も快適で、難をいえばやや狭いことだがシングルなので不満はいうまい。1階で道路から丸見えなのもやや不安だったりするが、かなり気に入った。
 ベイズウォーターの街並み自体、地図上で想像していたような住宅街ではなく、映画館やレストラン、土産物屋などが適度に軒を連ねており意外と繁華街で、サイズ的にもちょうどいい塩梅。ピカデリー/ソーホーのように歓楽街ど真ん中な街よりもオレ向きで、結果論的ではあるが、我ながらナイス判断だったなと一人ニンマリするのだった。次回、ロンドンに来たときもこのホテルでいいな、なんてまだ着いた早々なのにそんなことも考えていた。

 といいつつ、いくらお気に入りだからとってこのままホテルにいても仕方がないので、歩いて10分弱のハイドパークに向かって夕方の散歩に出かける。道すがらATMがあったので、ダメで元々、再度海外キャッシングにチャレンジ。
 一瞬ダメかな? と思わせる間の後、あら不思議。ペロンとお札が吐き出されてきた。無事成功。まるで狐につままれたかのような気分と安堵感につつまれながら、自分のとった行動を振り返ってみれば、なんのことはない。「処理を続けますか?」という確認のメッセージを読み間違えていただけだった。ああ情けない。

 ところでこれは翌日以降の話になるが、今度は地下鉄チケットがカードで買えなくなってしまった。そして以降、旅の間、一度も成功することはなかったのである。これまた不思議といえば不思議な話である(といいつつようは自分のなんらかの操作が間違っているのだろうとは判っているさ)。

# by gdcl-nshb | 2006-07-11 04:00 |  ├ ロンドン第一夜
悲観的な予測は的中するの法則
 ヒースロー空港は思った以上に歴史の重みを感じる空港であった、よくいえば。はっきりいえばボロい。もっともそんなに近未来的な空港ばかりである必要もなく、ようはきちんと機能してさえいればなんの問題もないのである。問題は、使えないときだ。

 到着してまず、いの一番にすべきことはやはり「金」。ポンドを手に入れることである。というわけでATMでレッツ、キャッシング。だが、早くも躓いてしまうのだった。トライしてもトライしてもいっこうに成功しない。ヘンなメッセージが表示されるだけで中学生レベルのオレの英語力を翻弄する。手持ち金以外に補充ができないとは。まさに成田で予想していたことが現実になってしまうのか? わずかばかりの現金で1週間暮らせるのか? 実は日本で海外キャッシングの手続きについてカード会社に確認していたのだが、その時限度額をオーバーしていることがわかり(エアチケット購入とホテル予約のせいだ)慌てて限度額を引き上げているのだが、その手続きが失敗していたのかも知れない。
 まあこの期に及んで悩んでも仕方がない。とりあえずホテルまで行こう、行って体制を立て直そう。と、地下鉄駅に向かう。地下鉄のチケットは件のカードでなぜか購入できたのが不思議だが、ともかく移動だ。

 車窓から見える街並みは、当然だが日本の風景ではない。が、そこに「おお海外!」みたいな感慨があったようななかったようなで、やはりそれなりに動揺していたのかもしれない。

# by gdcl-nshb | 2006-07-11 03:00 |  ├ ロンドン第一夜
機内は異世界で別の次元なのか
機内は異世界で別の次元なのか_d0081682_23373151.jpg
 ツンドラの上をジャンボ474は行く。機内滞在時間は12時間。エコノミー症候群に怯えながら乗っているオレは、食事をとり、酒を飲み、映画を観、持っていった本を読みながら時間をつぶしていく。乗っている最中は「まだ8時間もあるのか」とか「まだまだ6時間もですか」とか、非常に長い時間を味わっているのだが、しかし、面白いもので到着してしまうと、それまでの長い時間が意識の上でリセットされていたのだ。「ついさっき成田を発ったのにもうヒースロー!?」そんな感覚。今まで延々飛行機の中にいたという飛行経験がほとんどないせいか? 我ながら不思議だなあと思った次第である。
 ともあれ、ロンドンに到着である。

# by gdcl-nshb | 2006-07-11 02:00 |  ├ ロンドン第一夜