【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
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グリニッジのマーケットを覗きながら駅に戻る。マーケットは面白そうなものがあれば買ってみようと思っていたのだが、如何せん時刻も午後5時にならんとしており、しかもちょうど例によってW杯の放送中で、マーケットは閑散としていて物色する勢いもトーンダウン、軽く一周して終了となった。
一日乗車券を有意義に使うことと、時間の節約を考えるのであれば、そのまま地下鉄で帰ってもよかったのだが、せっかくだしテムズ川を遊覧船で移動してみようじゃあないか、と急に思い立つ。桟橋脇のチケット売り場のおばちゃんから「あと2分で出発だから急ぎなさい」とえらくせかされ、そうかそうか厳密な英国人気質だし厳格に出発してしまってはたまらん、と桟橋までダッシュする。複数の船会社(?)が入り込んでいるので乗り場自体もわかりにくく、あちこち迷いながらたどりついてみれば(と書いてみたがそれは大げさで実際には百メートルもない)、船自体の到着が遅れており、結局15分遅れの出発となる。あせって損をしたとまでは思わないが、若干翻弄されてしまった感はあった。 ![]() ![]() そうこうしているうちに、オレが降りるべき桟橋に近づく。いや正しくは降りるつもりだった桟橋の近くの桟橋だ。オレはエンバンクメントで上陸して地下鉄に乗り継ぐつもりだったのだが、船はなぜか対岸のウォータルーに着岸したのだった。もう今日は何がなにやら翻弄されまくり、しかも暑さ負けもしてしまっていて、ああ、もうどうとでもしてくださいという心持ちのままとりあえずウォータルー駅に進む。だが、ここにもトラップ。路上の地下鉄入口が閉鎖されているのだった。指示案内は修正しておいてくれないとなぁ、と、がっくりしつつ幹線鉄道駅コンコースまで戻り、案内で探しつつようやく地下鉄駅に到着である。 #
by gdcl-nshb
| 2006-07-13 06:00
| ├ ロンドン第三夜
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グリニッジといえばもちろん標準時。地球の時刻の全ての基準である(昔は)。というわけで旧王立天文台だ。海事博物館の裏のグリニッジ公園、緩やかな丘を登る。途中の原っぱでは日光浴をする人だらけで、本当に英国人ってば、陽光に貪欲だ。隙あらばだからな。
![]() 天文台の敷地内には子午線を示すモニュメントもあって、こちらももちろん人だかり。けっこう記念写真のための行列になっていて、かなりの時間がかかりそうだった。さすがに並ぶ気にはならず、別にオレが写りこんでいる必要など微塵もないので、ヒト様が記念写真に立っている隙をぬって撮影した。 #
by gdcl-nshb
| 2006-07-13 05:00
| ├ ロンドン第三夜
![]() ![]() 渦巻きのできかたや大波の構造の実験機器が面白かったりしたが、全体的には記念品的な博物展示で、好きな人にはたまらないのかもしれないが、オレとしてはあまり興味深く観るほどでもない。というわけでサクサク先を進む。そんな中でも面白かったのは、ネルソン提督コーナーだった。かなり広いスペースを割いて彼の人となりや偉業を伝えている。オレとしては名前を知っている程度の人だが、もし知っていたらじっくり居座ってしまったかもしれない。特に、ある海戦(どの海戦か確認し忘れた。不覚)の展開を船一隻一隻の動きをシミュレートしながらみせるジオラマ風の展示はすごかった。こちらが参謀になって指揮している気分になって、かなりワクワクした。 ![]() #
by gdcl-nshb
| 2006-07-13 04:00
| ├ ロンドン第三夜
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駅を出ると今度はどことなく港町風な雰囲気なのであった。もっとも海ではなくテムズ川だし、港というほどのサイズではなく桟橋なのだが、しかし海軍学校もあるくらいだから、海的な印象でおかしくはないのだ、多分。
そんなテムズ川グリニッジ桟橋には、対岸に抜ける人用地下道があり、かなり興味をそそられたのだが、スケジュールの都合上、入口だけのお楽しみとした。 ![]() #
by gdcl-nshb
| 2006-07-13 03:00
| ├ ロンドン第三夜
![]() ![]() 午後は、グリニッジに行くことにする。キューガーデン駅から地下鉄に乗り込み、乗継のタワーヒル駅までしばし車中の人となる。が、ビールは飲んでいるわ、腹いっぱいだわ、とくれば眠くなるのは必然というもので、ついうとうとしてしまい、うっかりというか案の定というか、乗り過ごしてしまったのだった。ここで素直に折り返せばいいものを、さらに数駅先進めば別の乗換駅があるわい、オレは後戻りはしない人間なのだ。とヘンに気が大きくなっていたから事はややこしくなっていく。まあ、そのときの判断に致命的な問題はなかったのだが、新たな乗換を設定されたストラトフォード駅は、地下鉄側の駅とDLR側の駅はやや離れた場所にあり、しかもぱっと見で判るような位置でもなく、さらに案内表示がない。さらに、ようやく見つかったDLR駅では入るとき改札もなにもなく、手を変え品を変えオレを翻弄してくるのだった。 ![]() #
by gdcl-nshb
| 2006-07-13 02:00
| ├ ロンドン第三夜
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