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南船北馬inblog

【旧:南船北馬(HTML版)はこちら】
【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
by gdcl-nshb
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カテゴリ: ├ '07 カッセル編第1夜( 6 )

初日の晩餐
 さて。ところが、一番解決すべき課題である夕食、ホフについては、残念なことにいっこうに見つからないのであった。絶対、どこかにはあるはずなのだが、レストランすら見つからない。いや、2、3あったとこにはあったのだけれど、例えば町はずれにあったディープなバーに関してはスポーツバーで、数人の地元の常連達が排他的な雰囲気を作っていて入りづらく、裏通りのシックなレストランについては入り口のメニュー表を見てびっくりのお値段でとてもじゃないが手を出しかねる。そんな状況なのである。

 とりあえず気持ちを落ち着けようと、スーパーマーケットに入る。
 食料品のコーナーをのぞく。もちろんソーセージの瓶詰めやプレッツェル、ビールなどが売っているわけである。やはり日常の生活用の食品は土産用と違いリーズナブルであった。特にビールについてはものすごく安い。1、2ユーロという値段で、直感的価格としては2~300円。まあ、日本と大差のないといえばそうなのだが、まがりなりにもビール純粋令の国、すべてが地ビール換算とすれば、かなりお安い。
 というわけで、ここは夜食用に、あるいは、万が一腹をくくって部屋で夕食となることも考慮して、諸々お買い上げをする。食後の感想だが、プレッツェルはやはり美味しく、ソーセージの瓶詰めは微妙、ビールは非常に美味しかった。

 いろいろ逡巡しつつ、悩みつつ、しかしそれでも結局空腹には耐え切れず。、というわけで、トラム駅前にあったカフェ兼カジュアルレストランで夕食をとることにする。なんのことはない一番初めに目についた店だったので、だったら悩まずにさくっと入ってれば無駄に歩くこともないじゃあないか、と自分で自分に突っ込みをいれつつ、まあ、それでもようやくの食事である。

d0081682_1138174.jpg 店はパスタやピザをメインとするイタリア料理のカジュアルなカフェ兼ビアホール兼レストランといった感じ。いやもっと的確にはファミレスといったほうがよいかもしれない。夜の帳も広がった時刻、ほの暗い店内には、バーカウンターもありそれなりにこじゃれたムードもあるが、基本的にはご家族などもオッケーな店である。本当にファミレスをイメージしてもらえるといい。
 基本的にカッセルという街は、フランクフルトなどの大規模な都心を取り囲む、郊外の真面目な(?)ベッドタウンなのだろう。もしかすると飲食店が集中している場所も別にあるのかもしれないが(いや絶対にあるはずだ)、ともあれ、地の利もない身としては他に選択肢もないし、今夜の選択結果についても別に問題もないのである。

d0081682_11382211.jpg 注文したものは、当然のことながらビール。そしてパスタ。すばやくやってきたビールを飲んで酔いが少しずつまわりはじめる。旅の初日の緊張もようやくほぐれてきたのだろう。リラックスしてきたのが自分でも判る。特に身体が上下左右に揺れているうな感じが判る。酔っているようなちょっとだけいやな気分である。しかし酒に酔っているから、ではない。飛行機の揺れ感が身体に残っているらしい。半日以上も機上にあって身体に染みついてしまった錯覚である。気持ち悪いなとも思うし、心地よくもある不思議な感覚だ。乗り物酔いというほどのものでもないし、まあ長距離ならばそういうこともあるさ、というところだ。
 この揺れ感はその日一日取れることがなく、ベッドに入ってもふわんふわんしていた。
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by gdcl-nshb | 2007-09-01 07:00 |  ├ '07 カッセル編第1夜
予定外の下見的行動
 進むにつれて車の量も増えてきた。落ち着いた住宅街から活気あるビル街(といっても最新型のオフィスビルという感じではないが)へと変わってきている。いよいよ町の中心部に入ったのだ。

d0081682_11335326.jpg トラムは歩行者(とトラムの)専用道路に入っていく。道路の両側をさまざまな店が並んでいる。ここがカッセルのもっとも繁華な場所であるようだ。とりあえずトラムを下車し、そぞろ歩いてみることにした。
 ショッピングモールが2区画くらいの距離で連なっており、デパートやスーパーマーケットもある。平日ではあるがさすがは繁華街、そして仕事時間も終わりの夕方、人どおりはそれなりに多い。そんな中、特に目的地も決めず、気が向いた角をまがってみるといった適当な徘徊三昧である。といいつつ半分は嘘である。適当に、といったが、実のところ、夕食のことを考えていたのだ。ビールの美味そうなホフを探す、というのが散歩の裏に隠された重要なミッションなのであった。

d0081682_11341981.jpg そんな中、かなり大きな広場に出る。城のような建物もあり、「ここはなにかの公園か? はたまた博物館かなにかか?」と思ったら、案の定美術館であった。しかも、今回のメインテーマ、明日がっつり見物する予定のドクメンタ会場であった。なんともあっさり、である。会場へ出入りする人も少なくない。週末は夜8時まで開場しているということであった。「なんだよ、だったら明日といわず今日から観にいってたのに!」と思うが、しかし散歩で時間を消費しすでに7時近い。いまさら入ってもなぁ、というお時間なのである。ああ、明日が楽しみだなぁと無理やり思いながら、あえて通り過ぎる。

d0081682_11345744.jpg なんだかんだいってヨーロッパの町並みは日本のそれとは違う。確かにショッピングセンターのような現代の建物はあまり差がないとようにみえるがその現代の建物の間を埋める昔からの建物は、石造りであったり漆喰の壁であったりといった「いかにもヨーロッパ!」な雰囲気を漂わせており、それが異国感を生み出している。
 逆に訪日した海外の人は日本をどうみるのだろうと思う。東京や横浜などの「今の街」に行ったとしても、ビルの中にしっかりとある日本家屋や、日本人が意識している以上に多くある街の鎮守たる寺社仏閣が、日本という国の風景のアイデンティティの具象化装置としての機能を果たしているのだろうな。
 とそんな景観に関するいろいろを思いめぐらせながらの散歩であった。
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by gdcl-nshb | 2007-09-01 06:00 |  ├ '07 カッセル編第1夜
カッセルに到着してみれば
 森林や牧草地、時折現れる赤褐色屋根の家々が連なるドイツらしい田舎町(?)。異国の景色である。そんな車窓からの風景を眺めているうちに、列車はカッセルへ到着した。

 さて、今回の旅の目的である。いつものように物見遊山観光ではあるが、メインとなるのは、ここカッセルで開催されている現代美術の国際展「ドクメンタ12」だ。ドクメンタは、5年に一度カッセルで開催されてる現代美術の国際展で、ヨーロッパにおける展覧会としては、ヴェネツィアビエンナーレとともに有名である。オレはドクメンタを貪欲に堪能すべく、カッセルまでやってきたというわけだ。

 ICEが到着したカッセル駅は、街の中央(?)に位置する中央駅ではなく、ヴェルヘルムスヘーエ駅という別の駅である。感覚的には、大阪駅と新大阪駅、横浜駅と新横浜駅、神戸駅と新神戸駅、と、まあいくつ連ねても同じことしか云っていないが、ようするにそんなイメージである。
 ガイドブックの地図上では地図自体が小さかったこともあり、この駅から市の中心部までそんなに離れているわけでもなく歩いても20分程度なのかな、と勝手に想像していたのだが、実際にはトラムで2、30分くらいの距離があり、とてもじゃないが歩ける距離ではなかった。
 もうひとつ見当と違っていたのは、もっと古い建物が立ち並ぶ、いかにもヨーロッパの古街というイメージを勝手に想像していたのだけれど、カッセルはむしろ郊外の住居地域的な雰囲気で日本に置き換えてみれば軽井沢的(高級避暑地ではなく山間の低層住宅地域といった外見的要素だ)。これも想像とは全然違っていた。
 もっとも数日すんでみると、それが落ち着いた街の様子となっていて、せわしない都心よりもいいかもしれないなぁと思ったりもしたのだが、それはまたのちの話だ。

d0081682_11275870.jpg 泊まったホテルはこのヴェルヘルムスヘーエ駅のすぐ隣。本当ならば、市の中心部にホテルを押さえたかったところなのだが、そりゃ5年に一度の大イベントの年である。オレの初動が遅かったせいもあって、それなりにいいホテルはどこもフルブックという状況であった。ようやく見つけたホテルも、特別料金となっていて、金額だけは5つ星くらいの額になっていた。まあそれでも泊まれるホテルがあっただけでもよかったというのは確かだ。
 中心部から離れているということについても一見不便ではあったが、街の中はトラムやバスが縦横に走っていて、移動効率はそんなに悪くはない。かなりフットワークよく動けたといってよい。しかもホテルから宿泊日数分の交通機関フリーパスをもらえ、まったく不便さは感じなかった。
 結果としてはこのホテルで全然問題がなかった。あまりレストランなどがないというのはネックではあったが、それはこの駅に限らずカッセル全体においてそうであったし(本当はあるのだろうけれど繁華街は見つけられなかった)、それを補って余りあるといってよいだろうインフォメーションセンターが極近くにあり、非常に便利だったというのはかなり高得点である。総じて、結果オーライだったな、と思う。

d0081682_11284279.jpg もうひとつちょっとしたコネタではあるが、このホテルのエレベータはドア部が斜めになっているのが不思議であった。2面扉は最近よく見かけるが箱自体が変形なのははじめてみた。

 ともあれ、さっそくホテルにチェックイン。時間は夕方の5時すぎだろうか。しかし晩夏のヨーロッパはまだ日が長くまだまだ午後の陽射しである。とりあえず、様子見程度に街を探索してみようじゃないか、と、市街地へと向かった。

 トラムに乗って20分。町の中心部に到着する。といってもなにか目標があって、というほどの目的はない。繁華街に出れば、夕食や酒、土産などもあるかしら、という程度の散歩である。もっとも物欲食欲の消費というのは旅の醍醐味であり、その点ではまさに旅らしい行動といってもよい。
 トラムの車窓から見る田舎町、というほど小さくはない落ち着いた町並みが心地よい。低層のアパートメントのような住宅街から次第に店などが増えだし、ああ、繁華街に向かっているんだなぁという風景の変化もまた楽しい。まあ焦りのない観光、散歩のようなのんびりとした行動が心地よいのだ。
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by gdcl-nshb | 2007-09-01 05:00 |  ├ '07 カッセル編第1夜
鉄道王国ドイツの超特急体験
d0081682_11205626.jpg 平日ではあるが、夕方4時(といってもまだ陽が長いのでほとんど昼間の感覚なのだが)という時間帯のせいか、はたまた2等自由席というエコノミカルな車両のせいか、けっこうな混みようである。立ち客もおり、ちょっとケチりすぎたかしら。と思いつつ、数車両を渡り歩いて運良く1席開いている場所を見つける。
 ラッキーといえばラッキーだったわけだが、座っていると空いているのも当然、ああなるほどな、なのだ。リクライニング機能が故障していて、とてもすわり心地がよろしくない。ひたすら後ろにふんぞり返ったまま座り続けなければならなかった。リクライニング姿勢も時と場合によりけりなのだなぁ。でも窓際だし、そもそも座れたのだし、文句をつける筋合いではない。

 ICEは、ガラス張りのドアで仕切られた個室もあって、そこは居心地がよさそうだった。映画などでよく相席で仲良くなったりするシーンがあったりして、そういうシチュエーションも面白いよな、とちらっと思ったが、まあそんな積極的な人間でもないので土台無理な話であった。まあそもそも個室は全席埋まっていたのでそんな無駄な心配と期待をするまでもなかったのだが。とりあえず横目で見るだけで終わってしまったのだが、個室はそれなりの人数での旅の場合、きっちり指定を取って乗り込めばかなり快適な旅路になりそうだと思った。

 ドイツの鉄道はいろいろなところで語られているとおり、自転車の乗りいれができとめるためのスペースがきっちりと確保されている。オレが乗った車両には自転車は見当たらなかったが、駅に到着すると自転車を押しながら降りる乗客もかなり見かけ、やはり多いのだなぁと思った。

d0081682_11215683.jpg 自転車といえば、車窓からみえる田園風景の中で自転車専用の道路がけっこう目についたのも面白かった。牧場の草原(たぶん)や畑(たぶん)の合間を縫うように小道が延びており、これが自転車に実にあっている。というよりも自転車用なのかもしれない。実際、時折走っている自転車も見かけた。自転車が日常の足としてあって、それをハードウェアがサポートしているシステムが確立している国なんだなぁとあらためて感心した。自転車の旅も面白いかもな、とまたまたちらっと思ったりした。
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by gdcl-nshb | 2007-09-01 04:00 |  ├ '07 カッセル編第1夜
先立つ現金をお許しください
 そんなこんなでフランクフルト空港に到着し、改修中なのかなにか判らないが、やけにこじんまりした、しかも天井にケーブル類もむき出しの雑然とした入国審査口で質問攻め(というほど多くもないがこれまでの旅に比べると明らかに多かった)をやり過ごし、ようやく無事にドイツに入国すると、何はなくともすべきこと。まずは両替である。

 その都度両替するのも面倒なので、ちょっと多めに両替してしまおうと申し込むと、しかし、係員のおっちゃんは、眉をひそめて「今はレートがよくないから抑え気味にしたほうがよい」とアドバイスをくれる。オレとしてはたぶん使いきるだろうなぁと思う額を想定して申し込んだつもりだったのだが、まあせっかくのアドバイスだし、ここは素直に言うことをきいておくかと、依頼額を下げることにした。
 確かにそのときのユーロはかなり高く、いや、今(08年6月現在)もまだユーロ高は続いているのだが、そのときは瞬発的に特に高かったようで、確かに控えめの両替で正解だったと思う。
 それにしても、金融市場でのレートは160~170円程度であっても、実感としては1ユーロ200円くらいの換算感覚だった気がする。しかもそんな両替感覚とは別に市場の物価については体感的には1ユーロは100円くらい。例えば日本で1000円で食べられるランチプレートがドイツでは10ユーロてな感じ。総じてヨーロッパは超物価高、日本のほうが圧倒的にお安い。というのが実感であった。
 その結果、あまり無駄遣いも控えてしまい、カード決済も併用していたせいで、なんだかんだで両替現金も余ってしまったのであった。おっちゃんナイスアドバイス、であった。
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by gdcl-nshb | 2007-09-01 02:00 |  ├ '07 カッセル編第1夜
一人憤り悶々とする機内
 ヨーロッパは遠い。半日を機内で過ごすことになるわけだが、そうなると同乗者の一挙手一投足がいろいろと気になってくる。

 今回の機内は、なぜかご高齢の皆さまが満載なのであった。別にそれだけならば、老いてますます盛んでよろしいことなのだが、しかし、オレの隣の席の2名については、単にお元気ですませられない状況になってしまっていた。
 おしゃべりが五月蝿い。まあそれは別に憤るほどのことではない。だが、その内容があまりにもひどいのである。第二次大戦時の話からはじまり、ドイツのポーランド侵攻について大きな地図を広げてあーでもないこーでもないと議論しじはじめ、さらにはアウシュビッツがどうのこうのと、自説を展開するのである。それもかなり偏見が入り交じったものなのだ。
 おそらく本人達も戦争経験者で当時なんらかの関係もあっての話なのだろう。しかし、あまりにも大声でしゃべりあっており、おそらくは機内まる聞こえ。話すな、というつもりはさすがにオレもない。ないのではあるが、さすがに「場所をわきまえろ!」と。機内という狭い空間だからだけではなく、ドイツ人も多く乗っている便であしざまにドイツを論じるのはどうなんだ、と。有り体に云えば「ジジイ、いい加減にしろ!」と。
 よほど云いたかったが、結局小心者でしかないオレ。心の中で悶々とするだけで、なんの解決にもならぬままストレスばかりをため込む不甲斐ない状況なのであった。

 さて気を取り直して機内のいつものお楽しみといえばこれ、機内食である。
 ドイツの航空会社ならばということでひそかに期待していたのは、もちろんソーセージ。ドイツ、イコールソーセージというのも、まあ安直といえば安直なのだが、そこはやはり素直に所望したい。
 で。
d0081682_10494710.jpg 案の定、予想どおり、オレの願いが通じたか、ソーセージはドドンと出てきましたよ。これは実に嬉しい。やったね! と(心の中で)小躍りする。でもって、食べてみてやっぱり美味いのだ。つけあわせのポテトも実に美味で「さすがはドイツの国民食の二巨頭」と勝手に解釈しては、堪能させていただいた。
 惜しむらくはこれが着陸間近のランチとして出たことである。着陸後、さらに国内移動が控えており、あまりお気楽に酔っぱらってばかりもいられなかったため、泣く泣くウーロン茶で食したこと。せっかくならやはりソーセージにビールという王道でがっつりいきたかった。しかも結果的に今回の旅でソーセージを食べたのはおやつ代わりの1回だけで、だからwithビールので組み合わせはなかったのだった。まあそういうめぐり合せの旅なのだろう。
 それにしてもソーセージとビール、ああ。
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by gdcl-nshb | 2007-09-01 01:00 |  ├ '07 カッセル編第1夜