【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
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美術作品以外の観光がしたくなっていた。町の中央広場に戻り、ちょっとだけ散歩することにする。
![]() ![]() ![]() さすがに店先でいきなりかぶりつくのもどうかというわけで、ドクメンタ第一会場前の広場に座り、のんびりソーセージをかじる。旅を振り返ってみれば今回のドイツ旅においてソーセージをちゃんと食べたのは(朝食などを除いて)ここが最初で最後。せっかくドイツに来ているのに、フランクフルトなのに! なにやってるんだか。 広場にはかなり低い位置にまで下りてきた太陽が、生暖かい光を投げかけてきている。有体に云ってちょっと冷えてきている。今日はここを基点に一日まるまるかけていろいろとうろつきまわったわけだ。まさにアート漬けの一日であったわけだが、しかしそれもおしまいとなるとちょっとさびしい気がするのだった。いかにも貪欲である。もっとも別に誰に止められているわけでもないわで、第1会場に再度入場し、気に入った作品のみに注力して選択鑑賞する。やっぱりいいものはいい。 それにしても、これだけ夕方(いや陽が長いだけで7時をまわっているのだ)になっているのに、入場者は減るどころか増えている。必ずしも近所の人ばかりではない、いや、遠方からの人のほうが多いのかもしれないけれど、少なくとも現代アートに対するコミットの度合いは日本とは格段に違うなぁと思うのだった。もしかすると現代アートに対してということではなく、日常の中にアートという存在、概念があることが普通であって、だから、生活の延長線上で美術と向き合っているのかもしれない。実際にはどうか判らないがともあれうらやましいかぎりである。
by gdcl-nshb
| 2007-09-02 10:00
| ├ '07 カッセル編第2夜
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