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南船北馬inblog

【旧:南船北馬(HTML版)はこちら】
【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
by gdcl-nshb
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ドクメンタ12の3
d0081682_17133014.jpg 第3会場は、カールスルーエ公園内に設けられれた仮設の展示場であった。
 その芝生広がる公園の一翼にあるオランジェリーはパステルトーンの黄色と白でできた美しい城だ。その城の前は居心地のよさそうなカフェテラスとなっている。時間的にはちょうど昼時ともあって「ここでオシャレにランチタイムというのもいいかもな」とかなり心が揺らいだが、しかし自分の胃に訊いてみると、生理的にはそんなに空腹というわけでもない。習慣的に昼をとるべきか、空腹になるのを待つべきか、なんとなく逡巡気分に陥ってしまい、結局は問題先送りでドクメンタ第3会場を先にまわることにしてしまう。

d0081682_17134532.jpg この会場では、ROMUALD HAZOUMEのお面のアートワークがまずオレをとらえた。使い古されたヤカンやジョウロに麻縄などで髪をあしらってあたかもお面の様に飾る。すると思いきりエスニックなテイストのお面そのものになってしまうのである。ヤカン独特の形が逆に異形の面となってしまう、その形だけでつながる類型性、類似性が面白い。判りやすいともいうが。

 ところで第1会場からそこここに見られた古い中華風の椅子だが、オレはインスタレーション作品なのかなんなのかとずっと悩んでいたのだが、高校生っぽい一団がセッションレクチャーを受けていたのをみて、ようやく、その用途が実はワークショップ用のものであることに気づいた。判ってみればまあなんということもないのだけれど、それなりの作品のように見えてしまうのは気にしすぎなのかもしれない。ちょっと冷静に鑑賞すべきか、と思うのであった。

 さて、TSENG YU-CHINのビデオ作品はちょっと、いやかなりいかがわしい。小学生くらいの年齢の子供たちの顔ににミルクをかけて変化する表情を追う作品なのだが、子供たちはみんな照れ笑いを隠せずそれが微笑ましさを生み出しているのだけれど、しかしオレはそこに無邪気な性的虐待のメタファーを見ずに入られない。普通はそういう見かたをするよなぁ。ある意味確信犯的アバンギャルドなのだろう。もっとも作品そのものは非常に陽気なのだけれどね。

 そんなこんなで、3つのメイン会場を一気に見てまわり、ドクメンタ漬けの1日となる午前の部は終了。3時間以上、歩きっぱなしで疲れた。通常の美術館鑑賞からすれば、3時間というのは作品に集中して脳もけっこうしんどかったりする。だが、これだけの物量を3時間で観るというのは、かなり駆け足だったりもするわけで、大型国際展はなかなかに手ごわい。
 オレの鑑賞スタイルは、あまり気にならない作品はぱっと見で済ましてしまったりもするので、あまりいい鑑賞者ではないのだけれど、まあ十分楽しんだからもったいない気はないのだ。ともあれ、メイン会場制覇である。
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by gdcl-nshb | 2007-09-02 06:00 |  ├ '07 カッセル編第2夜
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