【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
by gdcl-nshb 以前の記事
カテゴリ
■■■ 下段が新作 ■■■ '06 ロンドン一人旅 ├ ロンドン前説 ├ ロンドン第一夜 ├ ロンドン第二夜 ├ ロンドン第三夜 ├ ロンドン第四夜 ├ ロンドン第五夜 ├ ロンドン第六夜 ├ ロンドン第七夜 └ ロンドン後説 '06 中央アルプス軟弱山行 ├ 中央アルプス前説 ├ 神が創りしモノ ├ 人が造りしモノ └ 中央アルプス後説 '06 弘前・青森一人旅 ├ 弘前・青森前枠 ├ 弘前編 ├ 青森編 └ 弘前・青森後説 '07 泰国ブツ欲煩悩旅 ├ タイ旅前枠 ├ タイ旅第一夜 ├ タイ旅第二夜 ├ タイ旅第三夜 └ タイ旅後枠 '07 ドイツのアート探訪一人旅 ├ '07 ドイツ旅前枠 ├ '07 カッセル編第1夜 ├ '07 カッセル編第2夜 ├ '07 カッセル編第3夜 検索
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
再度、船に乗り戻ってくると、今度は対岸すぐ近くにあるワット・プラケオに移動する。
![]() しかしオレの一番の関心ごとであるのは、やはり寺。ここで一番目立つのは黄金色の仏塔だが、しかし、ガイドさんは「まずはエメラルド仏をみてください」と案内される。やはり一番の目玉なのである。そして一番厳重に管理されているのである。寺院内のどこでもかしこでも写真は自由に撮ってもかまわないのだが、ここ本堂だけは撮影禁止。その分、ガン観で心に刻み込もうじゃないのよ、と気合いを入れるオレ。 仏もそうだが、実は本堂もすごいのである。造りに気合いが入っている。全面がビッカビッカに輝いている。色とりどりの鏡、ガラスがタイル様にびっしりと貼り込まれていており、陽光を反射して輝いている。それはもうどんだけ輝けば気が済むんだよというぐらいに。眩しすぎる。あなたは眩しすぎるのよ。 そんな荘厳なんだか絢爛豪華なんだか、あるいは単なるケバケバしいだけなのか判断がつきかねる堂内にしずしずと入る。果たしてそこにはエメラルド色が鎮座ましましていた。今は冬の時期なので袈裟も厚めのものをまとい、想像していた一段高い場所どころではない、かなり高所から我々を見下ろしている。正直、距離が遠くてあまりじっくりと対面するような気持ちにはならなかったのだけれど、仏像の素材ではめったないエメラルドの持つ質感と、まわりの人々の神妙な面持ちのせいか、なんとなく高貴なパワーは感じたのだった。 ![]() 塔はなんとなくモスクを思わせる雰囲気であった。またガウディ建築のようにもみえた。おそらくそれはカラフルな柄タイルによるせいであろう。ある意味無国籍的、汎宗教的である。しかしそれはオレの勝手な見立てでありこれこそがタイのスタイルなのであろう。 さて、仏塔の回廊のある3階ほどの高さまで階段を登る。寺院入口に広がる公園側からみての前方に、黄金色の円型の仏塔。後方にも黄金の円型仏塔。中央の塔は四方の入口にガーディアンよろしくハヌマーンが扉をガードしている。また四隅には小さな、といっても1メートルほどの正座仏陀が鎮座している。とにかく塔。仏。そしてそれらは基本的に金ピカのピッカピカなのである。絢爛で豪華なのである。 ![]() 後方の円塔は塗りによるつくりなのだが、こちらはこちらで中程の高さを一周ぐるりとカラフルな護神が塔を支えている。まったくもって気合いが入った建物である。 ![]() とにかく堂内はガルーダをはじめ、いろいろな異形の神々がこの地を守っていることが判る。仏教国のタイではあるが、ヒンドゥ教などの汎神的要素を色濃く残しているのかなぁ、と思うのだった。 ![]() ![]() ![]()
by gdcl-nshb
| 2007-02-04 04:00
| ├ タイ旅第三夜
![]()
|
ファン申請 |
||