【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
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タイへの旅、3日目。実質2日目。観光としては最終日。あっという間といえばあっという間である。
さて、今日はバンコク市内観光ツアーである。朝、7時に集合し、バスに乗り込むと、さっそくひとつめの観光に出かける。当日の夜明けの時間は6時半すぎくらいだったろうか。バンコク観光は、日の出直後といってもよい程のかなり早い時間からのスタートではあるが、それにはそれなりのわけがある。 ひとつめの観光はワット・アルン。通称「暁の寺」。アルンとは夜明けという意味なので、そのまんまではある。三島由紀夫の小説「豊饒の海」の舞台でもあるが、もっとも読んだことはない。 ワット・アルンに行くためにはチャオプラヤ川の対岸から船で渡るしかない(というわけでもないがそれが一番行きやすいらしい)ということで、まずは渡船である。行く行為自体がひとつのイベントとなる。いいではないか。仮に陸路で行くほうが早くともオレは船行を選ぶだろう。 木造の味わいのある、要するにボロっちい船着場を抜けるとそこが桟橋である。細長い小船に乗り込み、いざ対岸へ。。まだ朝も早く、乗るのは我々の他は地元の人間だけである。なんてシチュエーションだとちょっとカッコいいのだけれど、そんなにできた話にはならず、それなりに観光ツアーのヒトも乗っている状態で、まあ人員的には20名程度といったところだろうか。まあ、もちろん、地元の人々や寺の僧も乗っているという点は、やはり寺への渡舟なんだなぁと思わせる。 対岸から見えるワット・アルンは、その名のとおり、夜明けの(というほど早朝でもないけれども)空に高く聳え立っている。朝焼けの色に染まり、オレンジ色の塔である。 船上で振り返ると、太陽は川もに光の帯を描き出していて、まだ朝の風景なのであった。
by gdcl-nshb
| 2007-02-04 01:00
| ├ タイ旅第三夜
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