【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
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夕食はホテルのレストランでタイスキヤキ。6時ちょっと前という時間が早いのか、レストラン内には我々のグループしかない。ちょっと寂しさが漂ってはいるが、しかし夕食なのである。そこそこに腹が減ってきているのである。
![]() 鍋の具材は、魚介類に肉団子、野菜といった定番の品揃えで、まあカルチャーショックを感じる事はなかった。タイっぽさといえば、例の好き嫌いのはっきりする香菜、パクチーだろうか。オレはパクチー大好き派なので、まったく問題なし。むしろじゃんじゃん入れてくれと思うくらいなのだが、そういう訳にもいかない人もいるのは承知しているので、国生さんが大人しく入鍋するのをながめるのであった。面白いことに、このパクチー。鍋に入る前、皿からはものすごく強い香りが漂っていたのにもかかわらず、煮込まれるにつれて香りが収まっていったのである。想像するに、熱が加わることで香りの成分が分解されてしまうということなのだろう。オレとしては、ちょっと、いやかなり悲しい現実であった。 そんなこんなで、鍋の具が少なくなったところでご飯が投入される。〆はやはり雑炊なのである。これが日本人観光客に合わせてなのか、タイでもポピュラーな食べ方なのか聞きそびれてしまったが、出来上がった雑炊は普通に美味しかった。ちょっと薄味だったけれどそれもまたよし。米が長米だったので、日本のものと比べるとあまりベタつかず、それもまたよしか。 それにしても偶然同行することになった旅の仲間、いや単なる同行者達はいまだ遠慮があるのだった。つまり鍋に料理が残っていても手が出しづらいってことだ。君達本当に満腹になったのか? 特に学生男子チーム、君達はそんな量で足りるとは思えんのだが、いいのか、それだけで。それに食べ物を残すことに抵抗感はないのか。というようなことを思うのだった。もちろん口には出さないが。そして、そんな心の声の裏には、オレまだ食い足りないんだけど、云い出し難いんだよねぇ、この場の雰囲気じゃあね。というさらなる心の叫びがあったことは云うまでもない。もしかしたら、皆同じことを思っていたりしてね。 ともあれ、満足でもあり不満足でもあるディナータイム終了。食べ終わるとちょうど日暮れ時。道路の向こうに沈む太陽が赤く空を染めていた。
by gdcl-nshb
| 2007-02-03 12:00
| ├ タイ旅第二夜
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