【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
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次もゾウ。像ではなく象。
タイとえいば、はいそのとおり。象である。国を象徴する動物なのである。ということで象に乗るのであった。 我々の乗るバスは、象センターに近づいて行く。すると、おお、いるいる。大勢いるではないか。象が人を乗せて列を連ねて行進しているのであった。それも、よくある乗馬場のように囲まれた敷地内ではなく、普通に道路、といっても車道ではなく歩道だが、を歩いているのであった。普段、日本では動物園内でしか会えない象が、普通に道を歩いている。これにはちょっとしたカルチャーショックを覚えた。 そんな象乗りの風景を横目で見つつ乗り場に向かう。十数分後にはあの背中に乗っているのはオレなのだな。そう思うと、クールなオレでもワクワクせざるを得ないのである。 ![]() ![]() ![]() さて、いよいよ順番である。背中に設けられた輿の椅子に腰掛けるのだが、そこにたどり着くまでに1、2歩、象の背を踏んで行かなければならない。ちょっと気持ち的に気が引けてしまうのであった。やはり動物を踏むという行為って、いままでそうそう経験があるわけではない(ま、冗談で家の猫を踏んだりするが、あれはヤツの甘噛みと同じで本気じゃあないから)。 まあ、大きな動物なので(といっても象の中では多分小ぶりなのだろうが)、踏んだらきゅう。とつぶれてしまうなんてことはまったくないのだけれど、それでも一歩踏み出すにはちょっと勇気がいった。 ![]() ちょっと油断すると振り落とされそうだった。象は非常にのんびりと歩いているのに。背上のオレは象の歩みにタイミングをあわせながら、乗り続けなければならない。うーん、これはけっこう気が抜けないではないか。優雅で壮大な散歩というわけにはいかないぞ。と。 ![]() もっとも、そんな乗り方に気づいたのも行程も半分以上、道の折り返し地点を過ぎての帰路においてであり、もしかしたら像に乗ること自体に身体が馴染んだだけなのかもしれない。 ともあれ、時間にして30分程度、距離にして数百メートルの象の旅は終了した。面白かったし、それ以上に奇妙で新鮮な体験であった。
by gdcl-nshb
| 2007-02-03 08:00
| ├ タイ旅第二夜
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