【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
by gdcl-nshb 以前の記事
カテゴリ
■■■ 下段が新作 ■■■ '06 ロンドン一人旅 ├ ロンドン前説 ├ ロンドン第一夜 ├ ロンドン第二夜 ├ ロンドン第三夜 ├ ロンドン第四夜 ├ ロンドン第五夜 ├ ロンドン第六夜 ├ ロンドン第七夜 └ ロンドン後説 '06 中央アルプス軟弱山行 ├ 中央アルプス前説 ├ 神が創りしモノ ├ 人が造りしモノ └ 中央アルプス後説 '06 弘前・青森一人旅 ├ 弘前・青森前枠 ├ 弘前編 ├ 青森編 └ 弘前・青森後説 '07 泰国ブツ欲煩悩旅 ├ タイ旅前枠 ├ タイ旅第一夜 ├ タイ旅第二夜 ├ タイ旅第三夜 └ タイ旅後枠 '07 ドイツのアート探訪一人旅 ├ '07 ドイツ旅前枠 ├ '07 カッセル編第1夜 ├ '07 カッセル編第2夜 ├ '07 カッセル編第3夜 検索
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
駒ヶ根には農協が経営しているらしい市民向けの体験施設や公園などが集まっている「ふるさとの丘」という施設があり、その施設群のひとつに「駒ヶ根シルクミュージアム」があった。名前のとおり、シルク、すなわち養蚕と絹にまつわる諸々がテーマの博物館である。平成14年にオープンした施設で、まだ真新しさが残るこじんまりした建物には、正直なところさほどの期待もしていなかった。時間が足りなかったらパスしてもいいや、くらいに考えていたのである。
ところが、だ。訪れてみてビックリ、なのだ。すみませんでした。侮っておりました。こんなに面白いとは思ってもみませんでした。ここは行くべき施設でありました。 確かに施設自体は小さくてワンフロアだけを使ったミニミュージアムなのだが、基本的に鑑賞型の展示ではあるが、ジオラマティックに構成された造形や要所要所に身体を使って体感させるような工夫があって、観ていて面白く見飽きないのである。 また、展示のジャンルも、シルクや養蚕の歴史、シルクロードの歴史、日本のシルク王についての逸話、シルク製品に関する展示、今のシルクを取り巻く状況など、「絹」というキーワードから様々な分野にアプローチし、知の楽しみを経験させてくれる。もとより養蚕は社会学的要素もあるが、なにより蚕という生き物が主役であり、故に展示も社会科学系と自然科学系が複層的に展開され、科学の子であるオレとしては、非常にワクワクさせられたのてあった。 ![]() 最後には繭もお持ち帰りしていいという大盤振る舞い(そのときだけかもしれないが)もあり、子どもやクラフト好きにはたまらないだろう。ちなみにオレはその後の使い道がないなと思いもらわなかった。ちょっと惜しかったかな。
by gdcl-nshb
| 2006-08-12 03:00
| ├ 人が造りしモノ
![]()
|
ファン申請 |
||