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南船北馬inblog

【旧:南船北馬(HTML版)はこちら】
【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
by gdcl-nshb
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花と猿
 千畳敷駅まで戻り、今度はのんびりとカールの遊歩道トレッキングである。浅い椀状のカールをゆっくりとゆるやかに一周するようなルートで、山登り的ハードなアップダウンはなく、単純に分類してしまえば舗装されていない道。だから登山するぜ! という気合も準備も不要。とまではいわないが、普段の街を歩くような格好でも十分歩けてしまうのである。もともとロープウェイで簡単にたどりつけてしまうせいもあって本当に街なかと変わらない格好の観光客も多い。それこそ、ミュールなどのヒールのある靴やビジネスシューズなどのトラックのない靴などの、いくらなんでもそりゃないでしょう。とつっこみたくなる人もいたりする。
 個人的には、本当に大丈夫なのか? と思ってしまうのだが、それはけしてこの山に限らずよくみる光景であることもまた今現在の山の傾向なんだよなぁ。ロープウェイで登ることができるという気軽さを、普段の生活行動と同じで問題がないということと同一視しちゃいけないのだが。でも、それもこれもすべては自己責任でもあるのだが。

花と猿_d0081682_144543.jpg さて、遊歩道である。まさに高山植物の花が満開であった。色とりどりの花が咲き乱れている。そんな美しさに惹かれて(?)猿の群れも現れる。これはかなり驚きでもあったのだが、歩道ぎりぎりまで寄ってきている猿達ではあったが、それが他の猿出没地と違うのは、人間を襲ってこないということだ。例えば比叡山などで問題となっている食べ物を求めて観光客に襲いかかってくる猿ではない。単に人が通る歩道のそばにまで近寄りはするけれど、でも別に他意はないのよ、という感じである。理由は判らないが、人と猿が必要十分な距離感を持ちつつ共存しているってのは大事だよなぁ、と思うのだった。花と猿_d0081682_14452299.jpg

by gdcl-nshb | 2006-08-11 06:00 |  ├ 神が創りしモノ
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