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南船北馬inblog

【旧:南船北馬(HTML版)はこちら】
【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
by gdcl-nshb
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宮殿再訪

宮殿再訪_d0081682_1673637.jpg 旅もいよいよ終盤戦。だが気分的には何故か逆におちついてきた。実は昨日までは、あれも観たい、ここにも行きたい、行かねばなるまい、と、無意味に気が急いていたのだ。もちろん観たいもの全てが観られるはずもないことは判っていたし、予定通りに行くことはなかなかないことも理屈では理解したつもりでいても、やはり旅を焦っていたのだろうか。感覚が追いついていなかったのだろう。どうすればより多くの場所をまわることができるのかを常に考えていたのだった。
 だが、朝起きて、残り3日となり、無理なものは無理だという理屈と感覚が合致してきたのだ。さらによくよく考えれば、普段の旅って2泊3日が常であり、つまりは要するに普通だったら今日が旅の初日なわけで、だからまだまだ有意義に楽しく旅を送ることができるはずなのだ。
 リセット。いままでの4日間は面白かったがそれはそれとして、いったんリセットして今日から新しい旅と考えれば気持ちもすごく新鮮。あれだな。久しぶりのロングバケーションで、はじめての場所で貪欲になりすぎていたってことだ。

 まずはバッキンガム宮殿に向かう。2日目に行ったときはあまりの人混みで行ったというクリア感だけが残っていたので、あらためて宮殿を観てみようじゃないか、というわけである。時間調整の意味もあった。さすがに9時半だと、見物客もほとんどいない。宮殿の全容を、そして身動き一つせず宮殿を守る衛兵をじっくりと観ることができた。3日前の光景と脳内合成し、バッキンガム見学はこれで補完できた。実際はまだ内覧が残っているのだが、それはまだオフシーズンなので、いつか来る次回のロンドンにとっておこうと思う。

by gdcl-nshb | 2006-07-15 01:00 |  ├ ロンドン第五夜
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