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南船北馬inblog

【旧:南船北馬(HTML版)はこちら】
【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
by gdcl-nshb
弘前の朝は麺類からはじまる
 さて。そんな吹雪の夜から、明けて早朝。実際には天候にも恵まれたのかバスは快調に
進んだらしく、7時前に弘前に到着した。窓から見える外は快晴。青空が広がっている。
まさに旅日和である。

 バスターミナルに降り立って、まずわかったことは、弘前は肌寒い! まだ9月なのに。さすが北国ということか。ザックからソフトシェルを取り出し早速着込むと、ターミナルから5分ほど離れた弘前駅に移動する。明日の目的地である青森市への移動時間と料金の確認。朝飯とトイレタイムのためだ。実は翌日、電車を使っての移動はしなかったので、弘前駅へはこの朝だけの来駅となったのだが、それはまあどうでもいい話だ。
 まずはトイレで顔を洗ってバス汗を落とすと、そのあたりで唯一開店していた駅前(正しくは駅舎内だが)蕎麦屋での朝飯である。この蕎麦屋、まあ普通の立ち食い系蕎麦屋なのではあるが、入口の呼び込みポスターに「幻の青森そば 復活」という誘い文句が。そして「じゅん菜あります」との文字が。うーん、それは明らかに食べてくださいと云っている。あまり過大な期待は別に持ってもいないが、そう書かれてしまえば食さずにはおるまい。
 というわけで、幻の蕎麦にじゅん菜トッピングというお勧めどおりの注文で勝負する。

弘前の朝は麺類からはじまる_d0081682_11353443.jpg 出てきた蕎麦は、だが。うーん、どうなんでしょう。幻の蕎麦は、ぶつぶつと細かく切れていて通常の蕎麦の3分の1くらいの長さしかない。そしてコシもあまり感じられない。細切れなのは、多分、そういう仕様なのだろうと思う。そして麺にコシがないのはその程度の立ち食い蕎麦だからだろう。まあ、じゅん菜はとゅるとゅるでとても美味しかったが、トータルで考えるとけして不味いと云いきる程でもないそこそこの味ではある。しかしオレは、蕎麦とは歯応えとのどごし(そして風味か)上等、の嗜好なので、ね。まあ、そういう感想ですよ、と。

 その日の宿は駅そばのホテルである。歩いて数分で到着する。できることならチェックインしてシャワーのひとつでも浴びたいところなのだが、なにしろまだ午前7時半だからなぁ。さすがに無理。とりあえず、荷物を預かってもらい、さっそく観光三昧の一日を開始するのだった。
 青空が広がり、気温も涼しげで、まさに散歩日和。楽しみだなぁ。

by gdcl-nshb | 2006-09-21 02:00 |  ├ 弘前編
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