【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
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養命酒に続いて地元アルコールの第2弾。マルスウィスキーでお馴染みの本坊酒造の工場見学に行く。またまた試飲ができもしないことを承知での訪問で、自ら苦行の道を選んでいるとしかいいようがない。
この工場では案内に人がつくこともなく場内に書かれた表示を頼りに自由に見学ルートを自分で見て回るのだった。大らかである。酒が人を大らかにさせるのだろうか。あるいは地方にはまだまだ人を信用しあう心が残っているのか。とそんな大袈裟な話でもないが、なんとものんびりしたものである事は確かだ。 まずは、シェリーダル貯蔵庫である。庫内にはいくつもの樽が所狭しと置かれ、熟成を待っている。入ったとたん、プンと甘いような煙いようなアルコールの香が鼻をつく。嫌な感じではもちろんない。むしろ素敵。 次の棟は蒸留棟らしく、ポットスティルなどが置いてあったが正直ただの機材なのでそんなに楽しいというものでなかった。というわけで次の棟へ移動する。 地ビールエリアに到達である。ここでは5種類の地ビールが展開されていて、もし車でなければ確実に全種類を飲んでしまい、結果へべれけなダメ人間になるところである。が、もちろん車なのでみるだけでおしまい。先に店にいた見学者一行が全員でシェアしながら飲んでいるのをみてちょっとだけカチンときた。 最後にウィスキー試飲コーナー。ここで見学コースはおしまいである。本当なら酒造見学ならば、試飲は外せないものなのだ。地ビールも地ウィスキーも堪能できるなんてなんて幸せなことだろうか。なのにお預け状態。眺めるだけ。せめても香りだけというわけで香りを嗅いでみると、軽やかな感じだが、どうなんだろう。ああ、げに恐ろしきは酒好きの待て命令であることよ。 飲めない分、物欲で溜飲を下げる、というわけでもないのだが、ともかくもせっかく来たのだし、もちろんウィスキーを購入する。工場限定のシングルカスク、85、88、91の3種類がラインアップされてはいるのだが、あいにくこの日は91年しか残っていないのであった。品切れではなく、「まだ樽からビンに移しきれていないんですよ」とのこと。当然のことながら、年代が古いものほど値段も高い。値段を聞けば、91年で妥当なんじゃないかなぁと思える価格であった。それに1991という数字の並びがいい。そういう語呂合わせ的な選択はけっこうよくあることで、オレとしては、91年モノでも全然かまわない。というかあえて91年を買ったかもしれない。いや買ったはずだ。 もちろん、1本だけというのも味気ないので、もうひとつ何かを探してみる。と、ブランデーベースの梅酒があった。この地はワインの生産地でもあるし、梅もまた信州の梅ということで、地モノにこだわった逸品とみた。味は、梅よりもブランデーが強いらしい。それはそれで楽しみだ。というわけでこの2本を購入。飲めはしなかったが、けっこう満足な気分になった。
by gdcl-nshb
| 2006-08-12 08:00
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