【南船北馬】:絶えず方々に旅行すること。昔、中国では、南部は川が多く船で、北部は陸地を馬で旅行したことからいう。そんなふうにしょっちゅう旅に出られたらどんなに楽しいことだろう…
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映画「ハリーポッターと賢者の石」の駅のシーンの撮影はキングクロス駅で行なわれたのだそうだ。そしてホグワーツ行きの汽車に乗るホームに至る入口が今も残されているのだそうだ。今回はロンドン滞在型の旅の計画なのでホグワーツにまで行くつもりはないが、入口くらいは観ておかないといかんだろう。あわよくばハーミーと遭遇する事もあるかもしれないしな! というわけで、構内を探索する。ロンドンの駅は改札でホームが仕切られておらず単なる物見遊山でもホーム内に入ることができる。あるいは車両の中にまで入れそうだが、それは今回の目的ではない。とにかく、9と4分の3番線を探して端から端まで歩いてみる。がこれがなかなか見つからない。勢いで見当をつけてうろつくのはやめてまわりをあらためて見回すと、今まで探していたのは1から8番線までで、9番以降は別棟にあるのだということに今さら気づいた。ということは問題のホームは数字からしてそっちじゃないか。 ということで行ってみればなんのことはない、あっさりと簡単に見つかった。別棟入口前の壁に「9 3/4」と書いたプレートがこれ見よがしに貼ってあり、壁に突入途中の荷物用カートが半分だけ消え残っている。無事に観ることが満足したが、冷静に考えるとえらくチープなデコレーションだな。と思いつつ、喜んで記念写真を撮るオレ。さくっと撮り終わり、しばし感慨にひたっていると現地の(?)家族連れがやってきて嬉々として写真を撮りはじめた。やはり人気スポットなのだった。思い返せば、ホーム探索中、国を問わず多くの子連れの家族が右往左往しているのに出くわしているのだ。皆、目的は一緒だとは容易に想像がつくが、それにしてもハリポタ人気はやはり世界的なんだなぁ、と実感した。
by gdcl-nshb
| 2006-07-16 07:00
| ├ ロンドン第六夜
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